「業務改善?シリーズⅡ」

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「業務改善?シリーズⅡ」

スタッフブログ

2018/02/21 「業務改善?シリーズⅡ」

福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

 

 

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前回は、“業務改善”から

業務改善と業務改革の違い

について、お話しました。

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今回は、“業務改善”から

「仕事の改善」について

お話します。

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業務改善と言えば、「仕事の改善」を思い

浮かべる方が多いかと思います。

 

仕事の改善について、製造の現場事例の活用

が分かりやすいかと思います。

 

代表的な改善の仕方として、2人の研究が

あります。

 

1.テーラーの「時間研究」

 

・ひとつの部品を作るのに、必要な作業

(切削、穴あけ、芯合わせ)の単位で

ストップウッチによる時間測定から

無駄な作業を除去し、理想的な標準時間

をつくり、管理するやり方

 

2.ギルブレスの「動作研究」

 

・さらに細かく作業動作を分解し、すべて

の仕事を17種類に分けた。現場の作業員

の仕事を観測・分解し、無駄な動作を削除

して、もっとよい作業方式に変える

 

 

このように製造現場での改善は分かりやすい

ですし、この考えをサービス部門や事務部門

でも応用されています。

 

将来は、定型業務化される項目については

AIによる代替も出てくるかと思います。

 

 

事例で、「製造部門の改善の標語」を紹介します。

 

1.「より早く」作業を進める方法を考える

2.「より安全に」作業ができる方向を

考える

3.「より精密に」部品を加工する方法を考える

4.「より多く」生産できる方法を案出する

 

製造部門以外でも使えるキーワードかと

思います。

 

 

分かりやすい事例で考えてみましょう。

 

(テーマ)「レイアウト改善」です

 

①製造業の工場レイアウトは「モノの流れ」

が中心

・レイアウト改善の目的は、工場内の

限られた空間ヤスペースのなかで

最大の効果を発揮する効率的な

配置を決定

 

②サービス業のレイアウトは「人の流れ」や

「情報の流れ」が中心

・レイアウトの多くは、お客様とのサービス

との出会いをコーディネートする

・人の流れを考慮して、道路から入りやすい

ロケーション、人が歩く道を考慮した

駐車場など

 

 

もう一つの改善の視点は

「人にやさしいレイアウト改善」があります。

 

・作業環境の管理

・心身の疲労の回復を図るための

施設・設備や厚生施設

・災害への対応

など

 

人にやさしいレイアウトは、人間尊重の面から

考える「生活環境の充実期待」に対する

積極的な施策にもなり、社員の満足度の

工場にもつながります。

 

 

工場レイアウト改善では、特に、将来の

変化に対応できるレイアウト改善を考える

のが大事かと思います。

 

次回に、続けきます。

 

今回の話は、如何でしたでしょうか?

 

 

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