「“コスト”を知る?パートⅠ」

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「“コスト”を知る?パートⅠ」

スタッフブログ

2018/02/09 「“コスト”を知る?パートⅠ」

福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

 

 

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前回は、「現場の提案、活かされていますか?」

について、2回に分けてお話しました。

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この提案制度を効果的に本当に

活用している企業事例を3件

紹介しました。

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今回は、“コスト”を知るについて

お話します。

 

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“コスト”というと、あなたは何を思いますか?

 

”企業では、何故、コスト改善が重要として

取り組むのでしょうか?

 

経費カット、電力使用量カット、残業カット

など数多くのコストダウンが実施されている

のではないでしょうか?

 

 

コスト改善が何故必要かの仕組みを併せて

説明していきます。

 

 

 

ピーター・ドラッカー氏はコストについて

次のように、言っています。

 

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社内の活動は全てコストと考える

 

組織の中には利益は存在しない

全ての利益は外で生まれる

組織の中に生じるのは

努力とコストだけ

 

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これは、お客様と接するところでしか

売りも利益も生まれない

 

ということにもなります。

 

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【コストの定義】について、

製造メーカーを事例に説明します。

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コストとは、

商品の生産に掛った金額=製造原価

です。

 

製造コストの3要素(製造原価)は

・労務費

・材料費

・経費

となります。

 

利益=売上―総原価

*総原価=製造原価+販売費・一般管理費

という構成になっています。

 

ビジネスにおいて重視すべき3要素は

・Q(品質)

・C(コスト)

・D(デリバリー)

 

と言われます。

 

このQ,C,Dの中で、お客様から

見えないのはCコストです。

 

だから

本当の競争力はC(コスト力)と言われます。

 

コスト改善が必要といわれるのは

 

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コスト差別化で他社との競争力に

勝ち残るコスト競争力が高い企業

が勝つため

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です。

 

 

求められるのは、収益を改善する

・コストスキル

・コストダウンの技術

です。

 

 

コスト改善をより理解するため

製造コストの3要素(製造原価)

を詳細に見てみます。

 

・労務費(人件費)

直接と間接労務費

・材料費

直接材料費、間接材料費

・経費

水道光熱費、旅費交通費

消耗品、賃借料

減価償却費、外注費

 

などに主に区分されます。

 

あなたの会社でコスト改善が

される時は、上記の中の

どれから実施されていると

思います?

 

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本当に競争力を高めるための

コスト改善になっているかを

よく検討する必要があるかと

思います。

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今回の話は、如何でしたでしょうか?

 

少し専門用語が多くて、わかりに

にくかったも知れません?

 

 

 

次回をお楽しみにしてください

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