「部下の管理について?」シリーズ3

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「部下の管理について?」シリーズ3

スタッフブログ

2018/03/23 「部下の管理について?」シリーズ3

福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

 

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前回は、

「部下の管理について?」の中

報告を中心に、お話ししました。

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今回も、

「部下の管理について?」について

続けて、お話します。

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部下を管理するには、大事な

命令と報告についての基本の認識に、

ついて説明してきました。

 

報告について、もう少し、説明したいと

思います。

 

報告を受ける側の上司にも、三つの義務が

あるかと思います。

 

 

<第一は、冷静でなければならない>

受けとる側に、聞く姿勢ができていないと

報告の重要性を正確に判断することができず

正しい対策を立てることができなくなります。

 

<第二は、先入観を持って聞いてはならない>

A君の失敗の報告を、今度もA君自身の不注意

が原因と考え、機械が原因というのは、言い訳

だと思いながら聞くと正しい判断はできなくなります。

 

<第三は、見返りをその場でなんらかの形で

しなければならない>

失敗や突発の報告の場合、「この件については、相談

して夕方までに指示する」というように、フォローを

しっかり行うことが必要です。

 

 

上司はどんな報告でも歓迎する度量ももつことが大事です。

部下が委縮したり神経過敏になったりすることなく、いつでも

どんな失敗でも喜んで報告にくる広く深いふところを持つこと

が必要かと思います。

 

 

もうひとつ大事なことは、「会社は社員に礼儀を守らせ

なければならない」ということです。

 

挨拶がないということは、相手との関係を持ちたくないという

意思表示になります。

 

 

きちんとした挨拶をしないことの決定的マイナスは、他人への

悪影響でなく、本人の心に対しての影響です。

 

 

挨拶には、心の明るさと、さわやかさを日々再生する力があると

いいます。

 

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何故、挨拶がきちんと行われにくのでしょうか?

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<原因の第一は、しなくても大きな痛手をこうむることがないから>

能力中心の競争社会では、他人を蹴落して勝ち上がっていくこと

が正しく、善である傾向にあります

 

<原因の第二は、上下関係の崩壊>

民主化、生活や所得の平均化により、上下関係がなくなり、

以前は上下のけじめとして整然と行われていた礼儀がなく

なってきてます

 

<原因の第三は、家族、隣人関係の崩壊>

家族が挨拶しない。親が隣の人に挨拶しない。

挨拶が日常自然の行為でなくなってきています。

 

<原因の第四は、形式軽視の風潮が輪をかけている>

心のこもらない礼儀、うわべだけの礼儀を虚礼といい、

「虚礼廃止」が叫ばれるが、実際に虚礼と実礼の区別はつけ

にくいものです。

 

 

組織では、仕事のけじめの点からも人間関係の面からも

礼儀が行われる必要があるのではないでしょうか?

 

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礼は虚礼でもいい。挨拶が形でもいい。

形がしっかりできれば心もこもる

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ともいいいます。

 

声が大事だといいます。挨拶の声が小さく、よく聞こえなければ

やり直させることによって、明るい集団に変わっていくのでは?

 

経営者や管理者が考え方をしっかり持つことだと思います。

 

挨拶は人間対人間、心を心のお互いを認め合うための儀式でも

あります。

 

私が社長秘書の時代、社長と朝、一緒に歩いている時、すれ違う

社員が挨拶をしませんでした。

その時、社長が「最近の社員は挨拶しないなあ?」と少し驚かれて

いたので、「社長のほうから挨拶されてもいいのですよ」と言ったら、

「 そうだなあ」と言われ、その後、すれ違う社員に、先に挨拶される

と社員からも挨拶を返してきた体験があります。

 

挨拶は、どちらが先というより、気づいた方から挨拶をすれば、相手も

自然と挨拶を返すのではないでしょか?

 

 

業績の良い会社や伸びている会社の共通点として、社員の方は元気に

挨拶されています。

 

 

「部下の管理」シリーズは、今回で終わりです。

 

今回の話は、如何でしたでしょうか?

 

 

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