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「部下の管理について?」シリーズ3
福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの
江崎晃一です。
―――――――――――――――――――
前回は、
「部下の管理について?」の中
報告を中心に、お話ししました。
====================
今回も、
「部下の管理について?」について
続けて、お話します。
部下を管理するには、大事な
命令と報告についての基本の認識に、
ついて説明してきました。
報告について、もう少し、説明したいと
思います。
報告を受ける側の上司にも、三つの義務が
あるかと思います。
<第一は、冷静でなければならない>
受けとる側に、聞く姿勢ができていないと
報告の重要性を正確に判断することができず
正しい対策を立てることができなくなります。
<第二は、先入観を持って聞いてはならない>
A君の失敗の報告を、今度もA君自身の不注意
が原因と考え、機械が原因というのは、言い訳
だと思いながら聞くと正しい判断はできなくなります。
<第三は、見返りをその場でなんらかの形で
しなければならない>
失敗や突発の報告の場合、「この件については、相談
して夕方までに指示する」というように、フォローを
しっかり行うことが必要です。
上司はどんな報告でも歓迎する度量ももつことが大事です。
部下が委縮したり神経過敏になったりすることなく、いつでも
どんな失敗でも喜んで報告にくる広く深いふところを持つこと
が必要かと思います。
もうひとつ大事なことは、「会社は社員に礼儀を守らせ
なければならない」ということです。
挨拶がないということは、相手との関係を持ちたくないという
意思表示になります。
きちんとした挨拶をしないことの決定的マイナスは、他人への
悪影響でなく、本人の心に対しての影響です。
挨拶には、心の明るさと、さわやかさを日々再生する力があると
いいます。
――――――――――――――――――――――――――
何故、挨拶がきちんと行われにくのでしょうか?
<原因の第一は、しなくても大きな痛手をこうむることがないから>
能力中心の競争社会では、他人を蹴落して勝ち上がっていくこと
が正しく、善である傾向にあります
<原因の第二は、上下関係の崩壊>
民主化、生活や所得の平均化により、上下関係がなくなり、
以前は上下のけじめとして整然と行われていた礼儀がなく
なってきてます
<原因の第三は、家族、隣人関係の崩壊>
家族が挨拶しない。親が隣の人に挨拶しない。
挨拶が日常自然の行為でなくなってきています。
<原因の第四は、形式軽視の風潮が輪をかけている>
心のこもらない礼儀、うわべだけの礼儀を虚礼といい、
「虚礼廃止」が叫ばれるが、実際に虚礼と実礼の区別はつけ
にくいものです。
組織では、仕事のけじめの点からも人間関係の面からも
礼儀が行われる必要があるのではないでしょうか?
――――――――――――――――――――――
礼は虚礼でもいい。挨拶が形でもいい。
形がしっかりできれば心もこもる
ともいいいます。
声が大事だといいます。挨拶の声が小さく、よく聞こえなければ
やり直させることによって、明るい集団に変わっていくのでは?
経営者や管理者が考え方をしっかり持つことだと思います。
挨拶は人間対人間、心を心のお互いを認め合うための儀式でも
あります。
私が社長秘書の時代、社長と朝、一緒に歩いている時、すれ違う
社員が挨拶をしませんでした。
その時、社長が「最近の社員は挨拶しないなあ?」と少し驚かれて
いたので、「社長のほうから挨拶されてもいいのですよ」と言ったら、
「 そうだなあ」と言われ、その後、すれ違う社員に、先に挨拶される
と社員からも挨拶を返してきた体験があります。
挨拶は、どちらが先というより、気づいた方から挨拶をすれば、相手も
自然と挨拶を返すのではないでしょか?
業績の良い会社や伸びている会社の共通点として、社員の方は元気に
挨拶されています。
「部下の管理」シリーズは、今回で終わりです。
今回の話は、如何でしたでしょうか?
ほんの一言、
率直なご感想をこのメールの返信で
いただけると、とても嬉しいです☆
あなたからの感想をお待ちしています!
気づいたことやご感想を
ぜひメールでお送りください。
24/07/18
24/07/08
24/07/01
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江崎晃一です。
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報告を中心に、お話ししました。
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「部下の管理について?」について
続けて、お話します。
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部下を管理するには、大事な
命令と報告についての基本の認識に、
ついて説明してきました。
報告について、もう少し、説明したいと
思います。
報告を受ける側の上司にも、三つの義務が
あるかと思います。
<第一は、冷静でなければならない>
受けとる側に、聞く姿勢ができていないと
報告の重要性を正確に判断することができず
正しい対策を立てることができなくなります。
<第二は、先入観を持って聞いてはならない>
A君の失敗の報告を、今度もA君自身の不注意
が原因と考え、機械が原因というのは、言い訳
だと思いながら聞くと正しい判断はできなくなります。
<第三は、見返りをその場でなんらかの形で
しなければならない>
失敗や突発の報告の場合、「この件については、相談
して夕方までに指示する」というように、フォローを
しっかり行うことが必要です。
上司はどんな報告でも歓迎する度量ももつことが大事です。
部下が委縮したり神経過敏になったりすることなく、いつでも
どんな失敗でも喜んで報告にくる広く深いふところを持つこと
が必要かと思います。
もうひとつ大事なことは、「会社は社員に礼儀を守らせ
なければならない」ということです。
挨拶がないということは、相手との関係を持ちたくないという
意思表示になります。
きちんとした挨拶をしないことの決定的マイナスは、他人への
悪影響でなく、本人の心に対しての影響です。
挨拶には、心の明るさと、さわやかさを日々再生する力があると
いいます。
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何故、挨拶がきちんと行われにくのでしょうか?
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<原因の第一は、しなくても大きな痛手をこうむることがないから>
能力中心の競争社会では、他人を蹴落して勝ち上がっていくこと
が正しく、善である傾向にあります
<原因の第二は、上下関係の崩壊>
民主化、生活や所得の平均化により、上下関係がなくなり、
以前は上下のけじめとして整然と行われていた礼儀がなく
なってきてます
<原因の第三は、家族、隣人関係の崩壊>
家族が挨拶しない。親が隣の人に挨拶しない。
挨拶が日常自然の行為でなくなってきています。
<原因の第四は、形式軽視の風潮が輪をかけている>
心のこもらない礼儀、うわべだけの礼儀を虚礼といい、
「虚礼廃止」が叫ばれるが、実際に虚礼と実礼の区別はつけ
にくいものです。
組織では、仕事のけじめの点からも人間関係の面からも
礼儀が行われる必要があるのではないでしょうか?
――――――――――――――――――――――
礼は虚礼でもいい。挨拶が形でもいい。
形がしっかりできれば心もこもる
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ともいいいます。
声が大事だといいます。挨拶の声が小さく、よく聞こえなければ
やり直させることによって、明るい集団に変わっていくのでは?
経営者や管理者が考え方をしっかり持つことだと思います。
挨拶は人間対人間、心を心のお互いを認め合うための儀式でも
あります。
私が社長秘書の時代、社長と朝、一緒に歩いている時、すれ違う
社員が挨拶をしませんでした。
その時、社長が「最近の社員は挨拶しないなあ?」と少し驚かれて
いたので、「社長のほうから挨拶されてもいいのですよ」と言ったら、
「 そうだなあ」と言われ、その後、すれ違う社員に、先に挨拶される
と社員からも挨拶を返してきた体験があります。
挨拶は、どちらが先というより、気づいた方から挨拶をすれば、相手も
自然と挨拶を返すのではないでしょか?
業績の良い会社や伸びている会社の共通点として、社員の方は元気に
挨拶されています。
「部下の管理」シリーズは、今回で終わりです。
今回の話は、如何でしたでしょうか?
ほんの一言、
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