「地域密着型モデル企業とは？」シリーズ７

福岡の経営コンサル＆ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

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前回は、「地域密着型モデル企業とは？」シリーズ６

について、お話ししました。

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今回は、「地域密着型モデル企業とは？」

シリーズ７について、お話します。

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今回は、山梨で、主婦パートを「売るプロ」

にして、地域で独自の取り組みをしている

スーパーを紹介します。

 

【経営理念】

 

地域の組合員利用者と手をつなぎ、暮らしに

根ざした“生活総合センター”としての活動を

目指す

 

 

＜具体的な経営への取り組みとして＞

 

１）お客様の立場に立って、お客様に喜ばれる事を

絶えず考え、行動に移す

 

２）良い商品を毎日安く供給し続ける

 

＜６つの基本戦略＞

 

１）客層の絞り込み

⇒世帯の年間収入約400万円

 

２）ターゲットは50歳以上の主婦

⇒近隣の主婦

 

３）毎日の食の提供

⇒平均的な家庭の毎日の食材に絞り込み

 

４）価格の上限と下限をなくす

⇒お客様に余計な迷い、混乱を生じさせない

 

５）重複する商品のカット

⇒商品の重複アイテムに絞る

 

６）商品のフェイスの拡大によって商品を目立たせる

 

 

基本戦略がユニークで地元の特性を活かしたやり方

になっています。

 

また、このスーパーでは、敢えてパートで労働組合を

組織化させています。

パートの方が自律的に動ける環境づくりと捉えられて

います。

 

 

つまり、「パート」の概念が違います。

 

一般的な「パート」は、

単純、簡単労働の担い手、人件費の低減、変動費化の手段

正社員の指示待ちで動く人

ですが、

 

このスーパーでは、「パート」は

全体管理、教育トレーナー、

部門の売上予測、販売予測を立てる人

パート労働組合の委員長

各持ち場の担当者

です。

 

パートの能力を発揮させるため、個性を活かし

「買うプロ」、「売るプロ」にしています。

 

パート比率は、なんと9割強です。

 

パートの処遇は、中途採用の正社員に比べ

遜色ありません。

 

 

まだまだ独自の取り組みがありますので、

次回で解説します。

 

 

今回の話は、如何でしたでしょうか？

 

 

 

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