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経営:「つぶれそうで、頑張っている店?」シリーズ3
福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの
江崎晃一です。
――――――――――――――――――――――――
前回は、「つぶれそうで、頑張っている店?」
シリーズ2について、お話ししました。
====================
今回は、「つぶれそうで、頑張っている店?」
シリーズ3について、お話します。
あなたもお店の業種や外観をみたら、よくこの店
頑張っているなと思ったことありませんか?
小さなお店ですが、独自性やこれまでの超優良顧客を
抱えているなど、様々な工夫をされてきたお店を
シリーズで紹介しています。
今回も、前回同様に、商店街から外れた場所にあり、
一見客はほぼいなく、閑古鳥が鳴くようなお店です。
徹底的な低原価で利益を確保して、頑張っている
さいたま市にある寝具店です。
社長以下2人の子供さんで運営されています。
収入の柱は、約500人いる固定客を対象にした
布団の「打ち直し」と「洗い」です。
“打ち直し”とは布団の中の綿を詰め直すことで、
“洗い”は文字通り、布団に染み付いた汗や汚れを洗う
ことです。
料金はシングルサイズで6480円(税込み)からですが、
発生するコストは洗剤代とクエン酸代、水代、綿代程度。
料金の大半は技術料です。
また、500人の固定客は10~15年に1度という低頻度ながら、
布団を確実に買い替える。
いずれも平均単価20万~40万円の高級布団のため、こちらの
利益も大きいということです。
布団ですから、寝てみて初めて良さがわかるというので、
1週間無料で貸し出して寝心地の良さを体感してもらうことも
実施されています。
この方法は、電気店で有名なお店も、貸出販売をされて
製品の良さを体感してもらうやり方を同様に実施されています。
この寝具店は、500人の常連客について、「家族構成はもちろん、
一人ひとりが好む枕の硬さや高さ、素材まで把握している」
と言われています。
常連客は高級布団を使う富裕層世帯であることもあって、
多少値段が安かろうと、アフターサービスなどほぼなきに
等しい量販店などへ“浮気”することはほとんどないという
私の小さい時は、近くに寝具店があり、布団の「打ち直し」や
「洗い」をしてもらっていたのを覚えていますし、
寝具店の人とも、親しくしていました。
このように小さなお店は、常連客をどのように管理し、常連客が
求める価値を十分に提供していくことが出来るかが重要です。
売上げ拡大を求めず、サービスを含めしっかりと利益を確保する
やり方だからこそ、継続的に商売を続けられるのかもしれませんし、
頑張られているのではないでしょうか?
このシリーズは次回に続きます。
今回の話は、如何でしたでしょうか?
ほんの一言、
率直なご感想をこのメールの返信で
いただけると、とても嬉しいです☆
あなたからの感想をお待ちしています!
気づいたことやご感想を
ぜひメールでお送りください。
24/07/18
24/07/08
24/07/01
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今回は、「つぶれそうで、頑張っている店?」
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あなたもお店の業種や外観をみたら、よくこの店
頑張っているなと思ったことありませんか?
小さなお店ですが、独自性やこれまでの超優良顧客を
抱えているなど、様々な工夫をされてきたお店を
シリーズで紹介しています。
今回も、前回同様に、商店街から外れた場所にあり、
一見客はほぼいなく、閑古鳥が鳴くようなお店です。
徹底的な低原価で利益を確保して、頑張っている
さいたま市にある寝具店です。
社長以下2人の子供さんで運営されています。
収入の柱は、約500人いる固定客を対象にした
布団の「打ち直し」と「洗い」です。
“打ち直し”とは布団の中の綿を詰め直すことで、
“洗い”は文字通り、布団に染み付いた汗や汚れを洗う
ことです。
料金はシングルサイズで6480円(税込み)からですが、
発生するコストは洗剤代とクエン酸代、水代、綿代程度。
料金の大半は技術料です。
また、500人の固定客は10~15年に1度という低頻度ながら、
布団を確実に買い替える。
いずれも平均単価20万~40万円の高級布団のため、こちらの
利益も大きいということです。
布団ですから、寝てみて初めて良さがわかるというので、
1週間無料で貸し出して寝心地の良さを体感してもらうことも
実施されています。
この方法は、電気店で有名なお店も、貸出販売をされて
製品の良さを体感してもらうやり方を同様に実施されています。
この寝具店は、500人の常連客について、「家族構成はもちろん、
一人ひとりが好む枕の硬さや高さ、素材まで把握している」
と言われています。
常連客は高級布団を使う富裕層世帯であることもあって、
多少値段が安かろうと、アフターサービスなどほぼなきに
等しい量販店などへ“浮気”することはほとんどないという
ことです。
私の小さい時は、近くに寝具店があり、布団の「打ち直し」や
「洗い」をしてもらっていたのを覚えていますし、
寝具店の人とも、親しくしていました。
このように小さなお店は、常連客をどのように管理し、常連客が
求める価値を十分に提供していくことが出来るかが重要です。
売上げ拡大を求めず、サービスを含めしっかりと利益を確保する
やり方だからこそ、継続的に商売を続けられるのかもしれませんし、
頑張られているのではないでしょうか?
このシリーズは次回に続きます。
今回の話は、如何でしたでしょうか?
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