あなたは行動指針を実践していますか？

福岡の経営コンサル＆ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

 

本日は、前回の【経営理念】に続き、【行動指針】

ついてお話します。

 

“行動指針”とは、

どのように考え、

どのように行動するか

の基本となる方針です。

 

経営理念の考え方を、具体的に実践する方法が

行動指針と言われます。

 

行動指針は、多くの会社で、社員に示され、日常活動

に使用されているかと思います。

 

以前は、社員に徹底するために、

・朝会での唱和（経営理念プラス）

・冊子としての配布

・上司や先輩によるＯＪＴ

・研修としての教育

などを中心に行われていました。

 

昨今、働き方も、正社員中心から契約社員、

パート・アルバイトの採用を加えた職場環境に

大きく変化してきています。

 

特にサービス業などでは、店舗運営がパート・

アルバイトが主な戦力となり、外国人の採用も

増えてきています。

 

このような中、社員として大事な行動指針を

どう根付かせていくかは大きな課題でもあります。

 

働く人の考え方や意識が大きく変化している中

仕事をしていく上で、どう実践していくかは

重要な課題です。

 

最近は、経営理念や行動指針を、携帯カードとして

身に付け、必要に応じていつでも見れる形を取るなど

工夫をしている企業が増えています。

 

行動指針の徹底に関するいくつの企業事例を紹介します。

 

ある外食焼肉チェーンでは、行動指針を開始前に、唱和

するのはもちろんですが、アルバイトが店舗経営に

参画する店舗ミーティングの開催により、日常の活動を

チェック改善。

 

ある外食チェーンでは、外国人のアルバイトが多い中、

各種のサービスプロジェクト活動やクレンリネスプロジェクト

活動などを通じて、社員・アルバイトが一体となった運営を

実施。

 

会社が求める社員の行動指針について、中小企業ほど

徹底して実施していると思います。

 

特に、サービス業などお客様に直接接する機会の多い

事業においては、働く人の構成が大きく変化してきている

だけに、生産性を高めるためにも、行動指針を上手に

活用されています。

 

 

働く人が成果をあげるには、働く人の仕事がしやすい

職場環境づくりが大事だと思います。

 

その根幹をなすのが、まさに行動指針ではないでしょうか？

 

日本には素晴らしい仕事をコツコツと地道に実施している

企業が数多くあり、学ぶべき事が多いです。

 

 

次回をお楽しみにしてください。