「啐啄の機(そんたくのき)?」

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「啐啄の機(そんたくのき)?」

スタッフブログ

2018/01/15 「啐啄の機(そんたくのき)?」

福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

 

 

前回は、組織風土を評価する見方について

「ヒラメ・ゆでガエル・カマス」の事例から

お話しました。

 

 

組織風土は、このような3つの事例を

参考に見てみると、今まで表に出ていない

こともよくわかるかと思います。

(まだ見られていない方は

前回、前々回を参考にしてください)

 

 

組織風土は、社員の皆さんの働きに表れて

きます。

元気で、明るく、楽しく働かれている

かどうかということです。

 

 

企業を訪問された時、参考にして観て

ください。

 

 

 

今日は、「啐啄の機(そんたくのき)」の話

をしていきます。

 

この「そんたく」と言っても、、あまり見たこと

のない漢字かと思います。

 

 

昨年、流行語賞を受賞して話題になった

「忖度」も最初は、普段見ない漢字だと

思いましたが、最近ではよく見かけ、

見慣れたかと思います。

 

 

 

ここでいう「啐啄の機(そんたくのき)」とは

「忖度」のような悪い使われ方ではなく

純粋な「鳥の話」です。

 

 

デジタル大辞書では

―――――――――――――――――――――――

・「啐(そん)」とは、ひなが卵の殻を破って

出ようとして鳴く声

 

・「啄(たく)」とは、母鳥が殻をつつき割る音

 

・またとない好機

――――――――――――――――――――――――

となっています。禅の用語だそうです

 

 

ひなが卵の殻を破って外に出ようとすると

内から殻をつつき始めるそうです。

 

 

それに合わせて、母鳥も外から殻をつつき

わろうとする時の

「またとない好機」のことを表しています。

 

 

どういうことかと不思議に思われるかも

知れません。

 

 

 

これは、母鳥が殻を壊すのが速いと、

ひなは死んでしまいます。

 

 

だから、母鳥はひなの

“その気になるタイミング”を

気長に待たなければなりません。

 

 

つまり、ひなが内から殻をわろうとする

タイミングを常にはかっているのです。

 

 

ひなが殻をわるのにこんなやりとりが

母鳥とされているとは、教えてもらうまで

私も知りませんでした。

 

 

命が生まれるというのは、生き物すべて

こんなに大変なのだと感じました。

 

 

この話は

【コミュニケーションの大切さ】

を示す事例でも使われます。

 

 

このようにコミュニケーションを

取るには、お互いがお互いを知ろう

とする努力やタイミングが非常に

大事だということを教えています。

 

 

 

コミュニケーションを上手く取るには

気長に時間をかけることも大事なの

です。

 

 

 

ですから、コミュニケーションが

取れてくると、人間関係も仕事も

上手くいくようになるのでは

ないでしょうか?

 

 

 

今回の話は、如何でしたでしょうか?

 

 

 

次回をお楽しみにしてください。

 

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