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「現場の提案、活かされていますか?パートⅡ」
福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの
江崎晃一です。
――――――――――――――――――
前回は、「現場の提案、活かされていますか?」
について、お話しました。
―――――――――――――――――――
この提案制度を効果的に本当に
活用している企業事例2件を
紹介しました。
====================
今回は、
前回に続き、ある製造企業で、社員の声を
フードバックする方法として、提案形式
を活用している事例について、お話します。
社員の声をフィードバックする方法として
色々な報告の形を取る企業があるかと思います。
・日報
・週報
・月報
・職場訪問
・車座談義
・売場訪問
・口頭報告
・Eメール
など
全社員から日常不断、満遍なく
吸収するのが理想です。
(不偏性・継続性・透明)
この会社では、
全社員(記名式)が 毎日出勤したら、
三行(127文字)の短文テキストを
社長、会長宛に報告する仕組みです。
報告内容は、気づき、思い、意見、提案
不満など何でもOKです。
(個人的悪口以外)
これは報奨制度とも強く連動しています。
報告要件としては、具体性・能動性を具備し
「だからどうする」の形式を求めています。
1日1500通ほどをトップが読める量(30~50通)
にフィルタリングしています。
全てナレッジ形式です。
同時に管理職クラスにも同時回覧しています。
このシステムを維持するため、当時6人の
専任者を配置されていました。
如何に、この仕組みを大事にされているかが
わかります。6人の専任を置くだけの価値を
トップが認めている証です。
当時の社長の話ですと、これを会社に定着
させるため、創業者の取られた行動は
驚くべきものでした。
会社トップからの指示は本来、絶対的ですが
社員は納得しないと動かないのもまた事実です。
創業者がいくら言っても、なかなか報告を毎日
出さないので、結婚している男性には、奥さんに
独身なら、その両親に宛てて、創業者自ら
報告を出すよう依頼の手紙を出されたそうです。
それを地道に続けた結果、全員が毎日報告を
出すようになった。
お話を聴いた社長も、「この制度があったから
次の社長を引き受けた」と言われていました。
私は、お話を聴いて、「どうしたら継続して
報告を出せるように出来ますか?」と質問
したら、「報告を出したら仕事を始めさせる
ようにしたら、簡単ですよ」との回答です。
社員に報告を出すことを習慣化させることが
大事だということです。
この制度は、更に進化されていると思います。
日本では、このように素晴らしい仕組みを
実践している企業は数多くあります。
大事なのは、経営トップが交代しても
良き仕組みが。引き継がれ、進化して
いくことではないでしょうか?
今回の話は、如何でしたでしょうか?
次回をお楽しみにしてください。
25/02/10
24/07/18
24/07/08
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福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの
江崎晃一です。
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前回は、「現場の提案、活かされていますか?」
について、お話しました。
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この提案制度を効果的に本当に
活用している企業事例2件を
紹介しました。
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今回は、
前回に続き、ある製造企業で、社員の声を
フードバックする方法として、提案形式
を活用している事例について、お話します。
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社員の声をフィードバックする方法として
色々な報告の形を取る企業があるかと思います。
・日報
・週報
・月報
・職場訪問
・車座談義
・売場訪問
・口頭報告
・Eメール
など
全社員から日常不断、満遍なく
吸収するのが理想です。
(不偏性・継続性・透明)
この会社では、
全社員(記名式)が 毎日出勤したら、
三行(127文字)の短文テキストを
社長、会長宛に報告する仕組みです。
報告内容は、気づき、思い、意見、提案
不満など何でもOKです。
(個人的悪口以外)
これは報奨制度とも強く連動しています。
報告要件としては、具体性・能動性を具備し
「だからどうする」の形式を求めています。
1日1500通ほどをトップが読める量(30~50通)
にフィルタリングしています。
全てナレッジ形式です。
同時に管理職クラスにも同時回覧しています。
このシステムを維持するため、当時6人の
専任者を配置されていました。
如何に、この仕組みを大事にされているかが
わかります。6人の専任を置くだけの価値を
トップが認めている証です。
当時の社長の話ですと、これを会社に定着
させるため、創業者の取られた行動は
驚くべきものでした。
会社トップからの指示は本来、絶対的ですが
社員は納得しないと動かないのもまた事実です。
創業者がいくら言っても、なかなか報告を毎日
出さないので、結婚している男性には、奥さんに
独身なら、その両親に宛てて、創業者自ら
報告を出すよう依頼の手紙を出されたそうです。
それを地道に続けた結果、全員が毎日報告を
出すようになった。
お話を聴いた社長も、「この制度があったから
次の社長を引き受けた」と言われていました。
私は、お話を聴いて、「どうしたら継続して
報告を出せるように出来ますか?」と質問
したら、「報告を出したら仕事を始めさせる
ようにしたら、簡単ですよ」との回答です。
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社員に報告を出すことを習慣化させることが
大事だということです。
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この制度は、更に進化されていると思います。
日本では、このように素晴らしい仕組みを
実践している企業は数多くあります。
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大事なのは、経営トップが交代しても
良き仕組みが。引き継がれ、進化して
いくことではないでしょうか?
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今回の話は、如何でしたでしょうか?
次回をお楽しみにしてください。