「リーダーシップ？」　シリーズⅡ

 

福岡の経営コンサル＆ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

 

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前回は、「リーダーシップ？」に関する

代表的な理論について

お話ししました。

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今回も、

「リーダーシップ？」について

続けて、お話します。

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求められる能力要素として

“リーダーシップ”と“管理”は

どう違うのでしょうか？

 

リーダーシップとは

変革に対する阻害要因を無くし

組織変革を可能とする状態を作ること　

 

管理とは

与えられた戦略をもとに計画立案と

予算策定を行い、組織化と人員配置

によって計画達成のためのコントロール

と問題解決を行うこと

（ジョン・P・コッターの定義）

 

と言われます。

 

 

リーダーシップには、組織変革の要素が

求められるので、難しいのかも知れません。

 

 

リーダーシップをアセスメントする項目

として、次の項目が必要と言われます。

 

１）戦略的思考

（目的・ビジョン、分析力、意思決定）

 

２）人に対する姿勢・考え方

（エンパワーメント、尊敬・感謝、

ネットワーキング）

 

３）行動

（自主独立性、自己効力感、バイタリティ）

 

４）人間関係

（自己認識、共感力、表現力）

 

５）能力・知識。技術

（専門性、経営スキル、コントロール）

 

４）アイデンティティ

（価値観、一貫性、確信性）

 

アセスメントの要素は多面的です。

 

 

ドラッカーは

「リーダーシップの７つの条件」

次のように述べています。

 

１）カリスマ型の指導者はいらない

２）名経営者の共通点は

「幅広く信頼される人」

３）信頼される経営者は、マナな性格

４）リーダーは固定観念打破を

５）なにを達成したいのかの

強い目標を持つ人

６）ビジョンを共有させられる人

７）個人で動くのではなく組織で

動くための仕組みをつくれる人

 

前回述べた、ドラッカーの信条である

「経営に天賦の才は必要ない」

の考えを表しているかと思います。

 

 

 

“経営幹部のリーダーシップ”という形で

考えると、「求められるリーダーシップ」は

次のようになるかと思います。

 

１）ビジョンの共有

・目標に挑戦しようとする勇気を

出させるビジョン

・社員一人一人と価値観を共有

するまで徹底すること

 

２）率先垂範

・現場に足を運んでやるべきこと

を自らの行動で示す

・やるべきことに一番時間をかけて

本気の姿を見せること

 

３）社員の自主的行動

・第一線社員に権限を与え、効率化

と変化への柔軟な体制をつくる

・自由闊達な意見が言える組織風土

 

このようなリーダーシップを発揮して

いる経営幹部の会社は、社員も元気で

業績も伸びているかと思います。

 

 

 

今回の話は、如何でしたでしょうか？

 

 

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