「部下の管理について?」シリーズ1

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「部下の管理について?」シリーズ1

スタッフブログ

2018/03/16 「部下の管理について?」シリーズ1

福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

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前回は、

「コミュニケーション?」

について、お話ししました。

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今回も、

「部下の管理について?」について

お話します。

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最近、管理という言葉をあまりいい意味では

聞かなくなったと思います。

 

管理とは、どういう意味でしょうか?

 

辞書では

「一定の協働目的を効果的、能率的に達成する

ために、協働体系そのものの維持発展をはかる

機能」

となっています。

 

「会社の管理」とは、組織の秩序と規律を維持する

ために、上司が部下の行為を規律することとなります。

 

昨今では、

・部下を尊重するあまり、放任する管理者

・一切の拘束を拒む、心弱気部下

の関係が増えてきていませんか?

 

しかし、会社が管理をやめたらどうなるでしょうか?

組織が機能しなくなり、生産性は低下したり、衰退

しないでしょうか?

 

管理は、確かに一方的な強制があって成立しますが、

それによって、組織の秩序や規律の維持が保たれるのも

事実です。

 

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正当な強制が行われ、それを自然に受け入られる意識を

持つ、組織・集団であればいいかと思います。

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」 部下の管理といいながら、お互いの意思疎通が希薄に

なっているかと思います。

 

ある新聞記事に次のようなのがありました。

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ある幹部が、資料作成に追われ、一段落したので周囲を

みたら、さっきまでいた10人部下がいない?

 

何があったかと30分ほどしたら、平然と戻ってきた。

「何をしていたのか」聞いたら、「会議です。知らなかった

んですか」と部下の返事。

 

この返事に「なぜひと声掛けなかったのか」と強く言うと

「メールで送ったじゃないですか。見ていない方が悪い

じゃないですか?」と口をとがらせた。

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このように、管理がうまく機能していないのでしょう。

 

管理の機能のひとつ「命令」の基本認識は、どうでしょうか?

 

仕事は、上司の命令によって実行され、部下の報告で完了します。

では、上司と部下双方に誤った認識があるとどうでしょうか?

 

(ケース)

・部下は、自分が命令される立場にいると思っていない

・上司は命令によって部下を動かす立場にいると思っていない

 

<仕事の拒否が発生>

部下に、仕事を選択し、いやなことはしなくていい権利が

あるかのように

 

<上司は余計な苦労をさせられる>

何かをさせようとする時、部下の気分を損なわないよう

神経を使う

 

<仕事のミスが多発する>

緊張を欠いた仕事の与え方、部下の聞く姿勢の欠如、

両者のあいまいなうなづき

 

このような状態が、命令無視からくる問題点との認識は

薄いかと思います。

 

 

上司の力の差がはっきりしており、お互いが相手の立場を認めて

いる場合、命令は自然に行われ十分な威力を発揮します。

(師弟関係等)

 

会社のような組織では

例えば、社長の命令はよくきかれるが、上司の命令はきかない

といった傾向がある

 

部下を持つ上司になってそれまでと一番違うのは

命令する権限を付与されていることです。

 

 

昨今の管理職に見られる傾向として

・命令に対する認識が欠けている

・命令によって部下を動かす権限、その重さに対する認識がない

 

上司は、一般社員と違うという自覚を持つことが大事である。

 

 

 

今回の話は、如何でしたでしょうか?

 

 

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