「地域密着型モデル企業とは？」シリーズ１０

福岡の経営コンサル＆ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

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前回は、「地域密着型モデル企業とは？」シリーズ９

について、お話ししました。

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今回は、「地域密着型モデル企業とは？」

シリーズ９の続きについて、お話します。

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今回も、大阪を中心に展開している人気の

食べ放題の「焼き肉チェーン」について、紹介します。

 

 

継続的なお店の価値を上げていくために

１．商品力

２．接客力

３．店づくり

 

を強化して、お客様の期待を超え続ける「感動」に

つながる店を目指されています。

 

前回、食べ放題の商品の仕組みについて説明しましたが

特に、お店で従業員が肉をカットして提供するという

味にこだわられています。

 

そのための肉のカット技術向上のために

社内カット技術検定制度（10等級）を設け、カット技術研修

や、カット動画マニュアルなどを活用して、他社との差別化

を図られています。

 

２．接客力については

目配り、気配り、心配りによる「お客様満足度向上」に

努められています。

 

接客するのは、アルバイトが主体であるだけに、

【サービスレベル標準化推進】

スピリッツ＆スタンダード（価値観と基本動作）

スタッフガイド

各種動画マニュアル

 

【店舗チェック体制強化】

スタンダードチェック（社内店舗利用調査）

お客様アンケート

ミステリーショッパーズ（覆面調査）

 

【各種プロジェクト推進】

最幸のおもてなしプロジェクト

提供時間短縮プロジェクト

クォーターカットプロジェクト（店舗の事務作業削減）

 

など多くの仕組みを実践されています。

 

特に、アルバイトの「仕事力」、「人間力」の向上を大切

にされていて、アルバイトの自主運営による取り組みが

行われています。

 

 

３．店づくりについては

「2時間の幸せ」につながる居心地感を追求した店づくりに

取り組まれています。

 

【デザインの追求】

著名なデザイナー起用

内装：上質感、洗練されたデザイン

外装：視認性重視、個性あるデザインでアイコン化

 

【居心地感追求】

全て半個室

2時間の居心地感を追求し、細部にわたり

こだわった店舗設計

 

【機能・効率追求】

出店するたびに作業効率や機能性などを検証し

改善へつなげる

 

その他、ブランド力向上への取り組みも強化され

「事前期待」につながる情報発信として

デジタルサイネージ、ＶＭＤ、ＴＶＣＭなどにも

力を入れられています。

 

 

ユニークな取り組みとして、食を取り扱っている

仕事であるため、「安全」が第一。そして「安心」

を実現する事例として

 

アルバイトの健康状態管理のための「毎月の検便診断」

など、「基本の徹底」をされています。

 

 

前回を含め、このように企業の目に見ない真摯な取り組み

も、コンセプト「2時間の幸せ」が明確であり、それを徹底

する組織風土を築いてこられた結果かと思います。

 

 

今回の話は、如何でしたでしょうか？

 

 

 

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