「分身ロボとは?」

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「分身ロボとは?」

スタッフブログ

2018/05/14 「分身ロボとは?」

福岡の経営コンサル&ブレイクスルーコーチの

江崎晃一です。

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前回迄、「地域密着型モデル企業とは?」を

10回シリーズで、お話ししました。

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今回は、「分身ロボとは?」

について、お話します。

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何故、“分身ロボ?”と思われたかもしれませんが

5月10日の日経深新聞、に

「分身ロボ どこでも受講」という特集記事が

掲載されていました。

 

私が、この分身ロボ“OriHime”と

出会ったのは、2014年に、開発者の吉藤健太郎氏

と東京の勉強会でした。

少人数で、開発の経過から分身ロボによる実演など

お聞きしました。

 

当時、吉藤さんは、早稲田大学に通いながら、

2012年にロボットベンチャー、オリィ研究所を

設立されていました。

 

マイクやスピーカー、カメラを内蔵、PCやタブレット

で操作する体調20センチのロボットで、机の上に

置くだけで、自力走行は出来ません。

 

ユニークな形と表情で、首を動かしたら、挙手したりでき、

自分の目、耳、口となり、近くにいるように会話できる

“分身ロボット”です。

 

最初見た時は、驚きましたが、コスト面を含め、よく考え

られた設計でした。

 

吉藤さんの経歴がユニークで、9歳から創作折り紙

にのめり込み、折り紙でも第一人者です。

 

折り紙少年がどのようにして、分身ロボットにたどり

着いたのか?

 

小学5年から3年半、いじめと体調不良のストレス

が原因で、自宅に引きこもっていたそうです。

 

その時に味わった「孤独」が、このロボット開発の

原点にあるとのことでした。

 

その後。高齢者のための電動車椅子の開発などを

して、高齢者の方から「子供や孫は遠くに住んでいる

ので、私は一人で寂しい」との悩みを打ち明けられた。

 

「自分だけじゃない。孤独に苦しむ人はこんなにも

多いのか」と感じ、17歳で「孤独の解消」を追うべき

テーマに決めたそうです。

 

 

最初、人工知能を学ぼうと高等専門学校に編入したが

「人工知能に孤独を癒す力はない」との確信から

早稲田に移り、分身ロボの発想にたどり着いたそうです。

 

OriHImeには、高度の知能はなく、「部屋から

一歩も出られなくても、人と人が心を通わせ、

思い出を共有できる。生きがいを育てるロボット」

だそうです。

 

私も、2014年にお話しを聞いた時に、感動したのを

思い出します。

 

早く、量産でき、多くの人が使えるようと願って

いただけに、今回の記事で、“分身ロボ”の認知が

広がってきているのが、嬉しい限りです。

 

「孤独の解消」は。これから日本が抱える大きな

課題だけに、“分身ロボ”に期待したいものです。

 

 

 

今回の話は、如何でしたでしょうか?

 

 

 

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